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若々しい目元をキープするためのマスカラの上手な落とし方
長さやボリュームを出して目ヂカラをアップさせるマスカラは、毎日のメイクに欠かせないアイテムです。最近では多種多様なものが販売されており、その日のメイクやまつげの状態によって使い分けている方が多いのではないでしょうか。
しかし、その一方でマスカラをきちんとクレンジングで落とせているかどうか、という問題があります。自分ではしっかりと落としているつもりでも実はマスカラが残っていて、それがくすみやシワなどにつながっている可能性もあります。
今回は、若々しい目元をキープするために、マスカラの上手な落とし方についてご紹介します。
マスカラの上手な落とし方
マスカラといっても汗や皮脂、水などに強いウォータープルーフやお湯落ちなどのタイプがあります。 それぞれのタイプに合ったマスカラの落とし方を知っておくと、柔軟にやり方を変えながら上手に落とすことができます。
(1)ウォータープルーフなどモチのいいマスカラの落とし方
水や汗、皮脂などに強いウォータープルーフタイプのマスカラは、パンダ目になりにくいなどモチのよさに定評があります。 その一方で、どんなクレンジング剤でもきれいに落とせるわけではないという課題があります。
そのためモチの良さに定評のあるお湯落ち以外のマスカラは、ポイントメイクアップリムーバーを使い、丁寧に落とすことをおすすめします。 ポイントメイクアップリムーバーを使った落とし方は、下記の通りです。
<用意するもの>
ポイントメイクアップリムーバー、肌あたりのいいオーガニックなどのコットン、綿棒
<落とし方>
① ポイントメイクアップリムーバーを十分にコットンや綿棒に染み込ませる。
② ①の状態のコットンを上まぶたに数秒置いてアイメイクとなじませてから、やさしく拭うようにして落とす。
③ ②で使った面と反対側のコットンを下まぶたに同様に数秒置き、下まぶたメイクを落とす。
④ 次にまつげをコットンで挟み込んで数秒置き、まつげが抜けないように注意しながらやさしく滑らせるように拭き取る。
⑤ まぶたやまつげの生え際などに残ったマスカラを綿棒で擦らずにやさしく落とす。
(2)お湯落ちマスカラの落とし方
お湯落ちマスカラは、文字通りお湯で落とすことができるマスカラです。 しかし、お湯の温度が何度かという問題があります。 実際のところ各メーカーともお湯の温度までは明確に設定していない傾向にあります。
そして、筆者が数多くのお湯落ちマスカラを検証したところ、35度程度のぬるま湯で落とせるものもあれば、40度でなければ落とせないものまでありました。
40度のお湯をあてながらマスカラだけを落とそうとしても、まぶたに40度のお湯がかかってしまう可能性があります。 その際肌に必要なうるおいまで奪ってしまう可能性も頭の片隅に置いておく必要があります。 そのようなことも加味し、お湯落ちマスカラを上手に落とす方法としては、下記の2つがおすすめです。
・通常のクレンジングを使う まぶたに負担をできるだけかけずにお湯落ちマスカラを上手に落とすなら、クレンジングクリームやクレンジングオイルなど通常のクレンジングを使って落とす方法があります。 このときに注意したいのは、強い力を加えないことと、ゴシゴシと擦らないこと。 軽く指で挟み込むようにクレンジングをなじませてから洗い流しましょう。
・コットンに40度程度のぬるま湯を含ませて拭き取る コットンを使って上手にお湯落ちマスカラを落とす方法は、下記の通りです。
<用意するもの>
肌あたりのいいオーガニックなどのコットン、綿棒、40度程度のお湯
<落とし方>
① 40度程度のお湯を準備、コットンにサッと浸してから軽く絞る。
② ①のコットンでまつげを挟み、まつげが抜けないように気をつけながらやさしく拭うように落とす。
③ 綿棒にも40度程度のお湯を含ませ、まつげの生え際などに残ったマスカラを擦らずにやさしく落とす。
(3)マスカラ専用のリムーバーを使う
これまでご紹介した方法のほかにも、マスカラリムーバーを使って落とす方法があります。 やり方は、直接まつげにリムーバーをコームでたっぷりと塗ってから数分放置します。 その後全顔をクレンジングするときにそのクレンジングをなじませて落とすものや、ぬるま湯だけで落とせるもの、コットンで拭き取るものなどがあります。 各メーカーが推奨する方法に従って落としましょう。
マスカラ専用のリムーバーを使うときは、コームをまた液に浸す必要があります。 そのためコームの部分を必ずティッシュなどで拭き取ってからしまいましょう。 また、一般的にマスカラ専用のリムーバーには品質を保つために防腐剤が多く含まれている傾向にあります。 そのため刺激を避けるためにできるだけまつげにだけ塗り、皮膚につかないように注意しましょう。
ポイントメイクアップリムーバーの選び方
ポイントメイクアップリムーバーの種類は豊富ですが、下記のポイントに注意しながら選びましょう。
(1)刺激をできるだけ避け、安全性の高いものを選ぶ
目元の皮膚は薄く、デリケートです。 また、粘膜についてしまう可能性も考えておく必要があります。 そのためできるだけ刺激を避け、安全性の高いものを選ぶことが大切です。
まず安全性についてですが、信頼のおけるメーカーが製造していることはもちろんのこと、アレルギーテストなどをクリアしているものという基準で選ぶのもひとつです。 人によって何に刺激を受けるかというのは厳密には異なりますが、ひとつの基準として防腐剤や界面活性剤が多いものなどは刺激となる可能性があります。 敏感肌の方はできるだけ低刺激なものを選びましょう。
(2)配合されている成分を注目して選ぶ
配合されている成分に注目して選ぶことも大切です。 たとえば、乾燥肌なら脱脂力の強いミネラルオイル系は避け、保湿成分が多く配合されているものを選ぶというようにです。
(3)マツエク使用者はマツエク対応かどうかもチェックする
商品によってマツエクに使えるものと使えないものとがあります。 マツエクを使っている方は、必ずマツエクに対応しているものかどうか確認してから使用しましょう。
■ポイントメイクアップリムーバーを使う上での注意点
ポイントメイクアップリムーバーを使う上での注意点としては、常用を避けることをおすすめします。 なぜなら、一般的にポイントメイクアップリムーバーは洗浄力が強く、少なからずデリケートなまぶたに負担をかける可能性があるからです。
そのためアイメイクにも言えることですが、落ちにくいメイクと落としやすいメイクを肌状態について考慮しながら柔軟に取り入れることが大切です。 マスカラの場合は、たとえば近所の外出程度であればお湯落ちマスカラを使い、長時間の外出でメイク直しがあまりできない状況が予想されるなら、ウォータープルーフのマスカラを使うといったようにです。
マスカラにはモチがいいウォータープルーフやお湯で簡単に落とせるお湯落ちマスカラなど種類があり、それによって落とす方法は異なります。 それぞれに合った方法で丁寧に落とすことが大切です。 落ちにくいウォータープルーフなどのマスカラを落とすには、ポイントメイクアップリムーバーやマスカラリムーバーなど専用のアイテムを使う必要があります。
しかし、洗浄力が強い、防腐剤の配合量が多いなどまぶたに刺激を与える可能性があるものもあります。 そのため常用せず、商品選びも慎重に行うことが大切です。